絶滅危惧種！E3系0番台 やまびこ号 普通車 乗車記
皆さんこんにちは！！
今回はJR東日本で元秋田新幹線として活躍していたE3系0番台に乗車してきたので紹介します。2019年現在、秋田新幹線はE6系で運転されていますがかつてはこの車両、E3系0番台で運転されていました。2019年現在、E3系0番台はR21編成、R22編成の2編成のみしか残っていません。つばさ号でE3系は使われていますがあちらは1000番台、2000番台で0番台のE3系は絶滅危惧種です。こまち号と言えばこの車両！って思う方も多いと思います。現在0番台はE5系と併結して東北新幹線のやまびこ号、なすの号として細々と活躍しています。東北新幹線で16両編成だったらこの車両が運用に入っていると思って大丈夫です。今回は福島駅→郡山駅という一区間のみですが乗車してきました。
福島駅にやってきました。福島県で観光するなら郡山駅の方が圧倒的に良いです。申し訳ないですが福島駅周辺はビジネス街って感じがして観光目的で訪れるのはオススメしません。飯坂温泉へのアクセスとしては使えるのですけどね。
今回は仙台駅発やまびこ202号で郡山駅は向かいます。一番列車ですので人も少ないです。
ホームに上がりました。2面4線のホームで通過線もあります。福島駅はやまびこ号、つばさ号のみ停車します。はやぶさ号、こまち号は全列車通過します。
やまびこ号単体運用で16両編成がE5系+E3系0番台での運用です。つばさ号付きだとE3系1000番台、2000番台のどちらかとなるのでご注意を。
E5系と連結して入線してきました。
E3系0番台は11号車はグリーン車指定席となっていますが12→16号車は全て普通車自由席車両として運用に就いてるみたいです。
元秋田新幹線ということでミニ新幹線でしたので新幹線区間ではステップを出して乗降しやすいようになっています。
行き先表示器はLEDタイプでかなり古いタイプってのが分かりますよね。E2系の増備前の車両と似ています。
今回はもちろん普通車に乗車しました。
2-2の座席配置です。ミニ新幹線ですのて2-2の座席配置だからといって山陽九州新幹線のN700系の普通車指定席のように豪華っていうわけではありません。在来線と同じ横幅ですので特に豪華仕様でもありません。
テーブルは背面テーブルとなっています。
大きさはかなり大きくてパソコンなども余裕で置くことが出来ます。前後に動かしたりするようなことはできません。E3系0番台には普通車もグリーン車もコンセントは付いていません。
ドリンクホルダーも付いています。
フットレストはJR東海の在来線特急のような跳ね上げ式のフットレストです。
リクライニングは座面スライド式です。
JR東日本ではよくあるタイプですね！！
リクライニングをフルで倒すとこれぐらい倒れます。そこそこ倒れると思います。
前後間隔はそこまで広くありません。
むしろ狭いぐらいですが普通車ですので仕方がないですよね。
東京行きの一番列車でしたが一番後ろの車両ということでかなり空いていました前にもっと快適なE5系を連結しているのでそっちの方に乗られる方が多いと思います。
デッキを見てみましょう。6両ですのでとてもシンプルですよね。車掌室はグリーン車のある11号車に連結されています。
デッキはこのような感じでシックなデザインとなっています。
スキー板などを置くことができる荷物スペースも用意されています。東北新幹線らしい設備ですよね。
洗面台はJR東日本の列車ではよくあるタイプで温風装置が付いている素晴らしいものです。
これは良いですよね〜！！
普通車、グリーン車共に座席にコンセントはありませんが洗面台にはコンセントが付いていました。
トイレはJR九州の787系のトイレによく似ていました笑、トイレ内はとても清潔に保たれていて良いと思います。特にウォシュレット機能などは付いていませんでした。
車内には今時では珍しい公衆電話も備えていました。カードタイプですので現金を使うことはできません。
東北新幹線の朝の景色は空気が澄んでいてとても綺麗ですよね。夏なのに朝は本当に涼しくて寒いと感じることもあるぐらいですからね笑
あっという間に郡山駅に到着しました。
今回は初めてE3系0番台に乗車しましたが、とても良かったです。皆さんも完全引退する前に是非乗ってみてください！！
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