キハ185系 特急剣山 普通車乗車記
皆さんこんにちは！
今回はJR四国で走ってるベテラン特急キハ185系を紹介します。
JR四国では伊予灘ものがたりや四国まんなか千年ものがたりなど豪華観光列車が走ってて人気ですよね。伊予灘ものがたりもその内記事にします。
今回はそのような豪華な列車ではなく古参のキハ185系の話です。
この列車は徳島県の阿波池田駅から徳島駅を結んでる特急剣山号として走ってます。
基本的に田舎地帯を走るのですが需要がないわけではなく特急南風とうまく乗り継げたりして便利だと思います。列車は基本的には2両ですが一部アンパンマン車両が真ん中に連結することもありその場合は3両での運転となります。
始発の阿波池田駅です。山あいにありとても空気の良い駅です。
こちらがキハ185系です。年季が入ってるのが伝わらと思います。
行き先表示も幕式です。
185系などと同じだと思います。
それでは車内に入ります。
こちらが洗面所です。
しっかりと石鹸も用意されており良いですよね。トイレは和式です。もちろんウォシュレット機能などはありません。
一応自動ドアになってますが反応がかなり悪くてなかなか開きません笑
車内は全席禁煙でもちろん喫煙ルームなんてものは存在しません。
JR四国は駅の端の方だと喫煙が出来るので長時間停車などをする際は車掌さんから喫煙される方は時間内にお戻りください。といった放送があり親切だなーと思います。それ以外にもJR四国の駅員やカスタマーセンターの方々など皆親切だなーと思いました。とても良い印象を持ちました。
車内を前から見ます。椅子の色も褪せてて長年使われてきたんだなーと実感させてくれます。
続いては後ろから見てみます。
テーブルなどが黄色く変色してるのが分かると思います。このテーブルは前から取り出す式ですが安定せずガタガタと揺れてしまいます。
インアーム式テーブルなどはもちろんありません。仕方ないことです。
とてもコンパクトな座席ですよね。
椅子の真ん中に肘おきなどももちろんありません。となりに人が座ると少し狭いかもしれないですね。
クーラーも一応付いてますがかなり古い形式です。列車でこの形のクーラーは久しぶりに見た気がします。観光バスなどでは当たり前の形なのですがね。その他設備ですがコンセントなどももちろんありません。リクライニングは気持ち程度にしか倒れずリクライニングとは言えないです笑 あとディーゼル特急なので結構ガタガタと揺れます。隣の方は気分が悪くトイレに何度も行ってました。乗り物酔いする方は少し対策をした方が良いと思います。
そしてJR四国ではよくある事なのですが指定席と自由席が１つの車両にあります。
四国では短距離で特急を使う方が多く自由席が多く設定されてます。指定席はほんの一部しかありません。上の写真のように前少しは指定席、それより後ろは自由席といった形になってます。さらに指定席がない運用もあります。
JR東日本などでは自由席を廃止する傾向にありますがこちらは逆です。先ほども言った通り四国では列車の本数が少なく普通列車よりも特急の方が本数が多いという駅も多くあります。
その為短距離でも特急に乗る方がかなり多いです。
指定席にはこのように指定席と書かれたカバーが付けられてるので間違えることはないと思います。
1時間と少しで徳島駅に到着します。
ここで豆知識なのですが徳島駅は日本で唯一電車が走ってない県なのです。
沖縄でもゆいレールが走ってます。
徳島県では全て気動車なのです。また徳島県には自動改札機がある駅もありません。
これは徳島県に限らず愛媛県も同じです。
JR四国の駅でフル自動改札機が設置されてるのは高松駅と高知駅の2駅のみです。
松山駅なども多くの人で賑わうので自動改札機があると便利なのになーと思います。
ということで今回は古参車両キハ185系に乗ってきたレビューでした！いつ廃車になるかもわからないので気動車好きの方は是非一度乗ってみてください。次回は高徳線の新型特急うずしお号を紹介しようと思います。
最後までご覧いただきましてありがとうございました！！それでは！！！
