285系 寝台特急サンライズ瀬戸 ノビノビ席 乗車記
皆さんこんにちは!!
今回は現在日本唯一の定期寝台列車のサンライズ瀬戸に乗車してきましたので紹介します。
しかし今回は夜行列車として走る時間帯に乗車するのではなく朝の岡山駅から琴平駅まで利用します。通常サンライズ瀬戸は東京〜大阪〜岡山まではサンライズ出雲と連結して運転されその先は瀬戸大橋線を渡り高松駅まで向かう列車です。
ですが土日などを中心に高松で進行方向を変えて琴平駅まで延長運転する列車もあります。
坂出〜高松間は同じ区間を重複して走行するのですが乗車券は琴平までの最短ルート片道分として計算される特例区間でもあります。
しかも高松で長時間停車とかもするので岡山→琴平までは2時間もかかります。
安く長く寝台列車に乗れるオススメの乗り方です!!
ただし高松〜琴平までの延長区間のみで利用することはできないのでご注意ください。
こちらは岡山→琴平まで利用した際の特急料金、寝台料金です。
サンライズ号には6種類の設備があります。
一番お手頃なのは今回紹介する指定席です。
席といってもリクライニングシートではなく雑魚寝が出来るようなスペースです。
個室ではないのでプライベート感は全くありません。グループ利用の方が多いイメージです。
それ以外は全て個室となっています。
サンライズには一人用の部屋がほとんどでサンライズツイン、シングルツインが唯一の二人用の部屋です。
しかしこの2種の部屋はかなり人気で部屋数も少ないので取りにくいです。サンライズの個室にどうしても乗りたい!といった方はB寝台シングル、B寝台ソロをお勧めします。
A寝台シングルデラックスはかなり豪華で簡単なビジネスホテル並みのレベルの部屋です。
専用のシャワールームも用意されてアメニティーなども付いています。逆にその他の部屋、指定席はアメニティーやシャワー利用なども有料ですのでご注意を。まぁ今回は岡山→琴平までの利用なんでシャワーなんて使いませんけどね笑。それではいきます!!
早朝の岡山駅にやってきました。
いつもは人でごった返してますが流石に6時は人はまばらでした。寝台特急サンライズ号は8番線からの出発です。
通常は四国方面への特急列車が発車してはホームですね!!
出雲号も同じく8番線からの出発です。
列車は6時28分に入線してきます。
すぐに切り離し瀬戸号が先に出発します。
出雲号のお客さんは切り離し作業を見学することが出来ます。
専用の乗車目標も用意されています。
東京より入線してきました。
14両編成の長編成です。岡山辺りで8両以上の列車は珍しいので14両なんて来ると違和感がすごいです。
しっかりと琴平行きの幕も用意されています。
それでは車内に入っていこうと思います。
こちらが編成図です。どこに何があるか一目で分かります。
サンライズ号は4、11号車の一部個室と6.13号車のすべての個室は喫煙可能です。
それ以外は禁煙となっています。喫煙ルーム等の設備はありません。
こちらは個室がある廊下です。廊下の左右に部屋が設置されています。
空いている部屋があったので覗いてみました。
上段の部屋です。そこまで広くはありません。
B寝台のシングルルームですがソロよりはかなり広いです。それでは今回利用するのびのび座席のある5号車へ入ります。
のびのび座席はこんな感じ。
蜂の巣のように部屋が並んでます。
廊下もそこまで広くはないのですがこれがいいんですよね笑
二段式ベッドとなっています。
今回は2階を利用します。海外の寝台特急だと上段の方が安いですがサンライズ号は上段も下段も値段は同じです。
こちらが今回の席です。
のびのび座席は個室ではなくあくまで指定席なので席と呼びます。階段を上がります。
のびのび座席はこんな感じで頭部分だけは仕切りで隠されていますがプライベート感はほとんどありません。あまり言いたくないことですが防犯面は心配と言うしかないです。
廊下側にはカーテンが付いていて閉めることも可能です。横はカーテンが無いので開けっ放し状態です。イビキがうるさい方とかだと少し迷惑かも?
広さは結構あります。カーペットが敷かれていますが少し固め。毛布が用意されています。
個室だと浴衣もありますしA寝台だとアメニティーも用意されていますがのびのび座席はそういったサービスは全くありません。
ブラインドはフリーストップ式です。
個人用の小さなテーブル、ドリンクホルダーが用意されています。残念ながらコンセントは付いていません。
天井には読書灯があり照準を変えることも可能です。夜間走行なので読書をしたい際などは便利ですよね!
個人用の空調設備も備えていますが温度調節などはできません。風を送るか止めるかの二択です。こんな感じでのびのび座席の紹介でした。
各デッキには洗面台があります。
JR西日本の車両なので基本的には西日本の特急とこの辺りの設備は同じです。石鹸も普段西日本の特急にあるのと同じやつです。
洗面台にはコンセントが設置されています。
一つしかないので譲り合って使いましょう。
トイレも各デッキにあります。
トイレ内のデザインも西日本らしくいつも見ているなと同じです。
3号車にはシャワーカードの自動販売機があります。さすがに岡山から乗ると売り切れてました笑
A寝台だとシャワーカードは無料でA寝台のお客さん専用のシャワールームを利用できます。
昔は車内でタオルセットを販売してたんですがあまりにも人気すぎて販売中止になりました。
JR東日本、東海、西日本、四国と4つの会社名が縦に並んでいます。この書き方はあまり見ませんよね笑、さすが4社直通の列車です。
シャワールームが空いていたので少し中を見てみましょう。シャワールームの数はかなり限られていて夜の時間帯などは混み合います。
朝方などに利用すると空いていますよ〜
脱衣所はこんな感じでそこそこ広いです。
大きなカゴがありここに荷物、服等を入れておきます。
左の機械にシャワーカードを入れます。
ドライヤーも設置されていますよ!!
シャワーの制限時間は6分です。
短く見えますが男性も女性も意外と6分で余裕らしいです。時間が足りなかったというのは聞いたことがありません。私も普段利用した時は3分程度余ります。6分経つと水が出なくなるのでご注意を。湯を止めている間はカウントされないのでご安心を!!
車内販売はありませんが自動販売機はあります。コーラ、リアルゴールド、コーヒー、水、お茶しか売ってませんが一応あります笑
基本的には乗車駅で購入することをお勧めします笑
3号車にはラウンジカーがあります。
瀬戸大橋を渡る時などは人で混み合いますし夜中などグループでお喋りしたい方などは利用されるといいと思います。サラリーマンの方などがここで晩酌しているのもよく見かけます。
節度を守っている分に楽しむのは良いと思います!!
サンライズ号から瀬戸大橋を眺めるのは贅沢なことです。この日の乗車率はかなり良かったです。昔は特にサンライズ瀬戸は結構空いてましたが某大物鉄道YouTuberのス◯ツくんのお陰で最近は予約がかなり取りにくいです笑
高松駅に到着です。
高松駅でほぼ全ての方が降りました。
この駅で30分も停車します。
私が利用しているのびのび座席は貸切状態になりました笑
普通に琴平に行きたい方なら岡山で乗り換えるのが普通ですもんね笑
多度津駅に到着です。
ここからは土讃線に入ります。
多度津駅、善通寺駅、終点琴平駅の順に止まります。
この日は快晴で寝台特急日和でした!!
土讃線の田園地帯を7両で駆け抜けるのは本当に凄いことだと思います。
8時37分。定刻に琴平駅に到着しました。
この後この車両は高松へ回送されます。
琴平→東京の運転はありませんのでご注意を。
東京→琴平のみの運転です。
今回は岡山→琴平までの短い区間の乗車でしたがかなり楽しかったです。
皆さんも是非寝台特急サンライズ号に乗って出かけてみてはいかがでしょうか?
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